PSPに未パッチの脆弱性

仏のFrSIRTは、ソニーの「PSP」で脆弱性が発見されたと報告した。
危険度は2番目に高い「High Risk」とされている。
この脆弱性は、PSPの「Photo Viewer」がlibTIFFを使った不正な形式のTIFFIN画像を処理する際にエラーが起きることが原因。この脆弱性を悪用すると、ユーザーに不正な画像を開かせることで、脆弱なPSP上で任意のコマンドを実行できてしまうという。
この問題の影響を受けるのはPSPファームウェアバージョン2.00〜2.80。この脆弱性を修正するパッチは提供されていない。