DoCoMo情報漏洩

ドコモは14日、携帯電話などの契約者約24600人の個人情報が記された顧客データが外部に流出していたと発表した。同社は内部から持ち出され、漏えいした可能性が高いとして、警視庁に報告し調査を進めている。

社内に1カ所だけある顧客データ加工用の作業端末からしかアクセスできないとデータで、アクセス権限を持っているのはNTTドコモの社員と、協力会社の社員を合わせた254名のみ。端末にアクセスするには、暗証番号と虹彩認証が必要で「その254名の誰かから流出したとしか考えられない」と説明した。

ドコモでは2004年9月に情報セキュリティ部を設け、情報漏洩が起きないよう、各種の対策を取っていた。端末にアクセスできる社員には、上述の認証のほか、全員に秘密保持誓約書を提出させ、セキュリティについての研修を行っていた。

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