ファミ割MAX、ひとりでも割引

NTTドコモは、2年間の継続契約を前提にした新たな割引サービス「ファミ割MAX」「ひとりでも割引」を発表。8月22日から受付開始。


ファミ割MAX」は、「ファミリー割引」を利用するユーザーに対して提供される2年契約の新割引サービス。ファミリー割引グループ内で最も利用期間が長いユーザーの割引率が適用される。

たとえば、家族内で11年目、6年目、1年目の場合、ファミリー割引の割引率は一律25%だが、利用期間によって「いちねん割引」や「(新)いちねん割引」の割引率が異なり、新いちねん割引の場合で計算すると「11年は50%割引、6年は43%割引、1年は35%割引」という形になっていた。
今回発表された「ファミ割MAX」を契約すると、2年間の継続利用が条件となる一方、割引率が11年目と同じ50%として計算される。


ファミ割MAXの契約は、1人1人が行なう形となる。代表者が一括手続きすることはできない。
また、最も契約期間が長い回線使用者はファミ割MAXに申し込めない。
Webサイト「My DoCoMo」から9月30日までに申し込むと、ドコモポイント100ポイント付与される。


ファミリー割引グループ内で最も利用期間が長い人と同様に、ファミ割MAXの適用対象外となるのは、契約期間が10年以上のユーザー、中学生以下と60歳以上のユーザーやハーティ割引対象者に提供している料金プラン「ファミリーワイド」「ファミリーワイドリミット」のユーザー。また法人名義の回線も対象外。
割引サービスのうち、「いちねん割引」「(新)いちねん割引」「継続利用割引」「ハーティ割引」とは重複契約できない。
また1年目のユーザーだけで構成されるファミリー割引グループの場合は、ファミ割MAXに申し込めない。


契約期間が2年間となっているが、契約期間満了後は自動更新となる。更新したくない場合は、契約期間満了の翌月中に解約手続きを行なわなければならない。また、途中で解約すると、解約金9,975円が必要となる。
なお、「(新)いちねん割引」などから乗り換える場合は、「(新)いちねん割引」の解約料は発生しない。逆に「ファミ割MAX」から「(新)いちねん割引」に乗り換える場合は解約金が発生する。

9月1日から開始。


■ひとりでも割引
その名の通り、2年契約することで1人契約のユーザーでも「ファミリー割引+(新)いちねん割引」と同等以上の割引が適用されるサービス。auの「My割」に近い割引。

これまでは、ファミリー割引非適用のユーザーの場合、最大25%割引となっていたが、「ひとりでも割引」を契約すれば37%〜50%という割引率が適用されることになる。「ファミリー割引+(新)いちねん割引」という組み合わせと比較すると、1年目〜3年目のユーザーは「ひとりでも割引」のほうが1%割引率が高くなる。4年目以降は同等の割引率となる。

FOMAおよびムーバの新料金プランを利用するユーザーが対象となる。
「いちねん割引」「(新)いちねん割引」「継続利用割引」「ハーティ割引」とは重複契約できない。また、法人名義の回線や、ファミリー割引ユーザーも利用できない。契約期間満了後は自動更新となっており、解約する場合は契約期間満了の翌月中に手続きを行なう。途中で解約すると、解約金9,975円が必要となる。


「(新)いちねん割引」「いちねん割引」の解約金適用期間が変更される。従来は、1年間の契約が満了した月とその翌月中に手続きを行なえば解約金は発生しなかったが、9月からはその期間が1カ月短くなり、契約満了月の翌月中の手続きのみ解約金が発生しないという形になる。